緑は、寒色と暖色にも属さない中性色(中間色)で、どのような色ともバランスよく調和させることが可能です。
癒やし・穏やか・自然・安全・健康・平和・平等・爽やか・リラックスといった印象を与えることができるため、幅広い業種の企業がコーポレートカラーに緑を採用しています。
緑はエコを連想させる色でもあるので、近年は環境に優しい企業であることを印象づけたい場合に採用されるケースも増えています。
また、緑は脳の興奮を抑えるという効果がありますが、周囲の色によって印象が変わるので、コーポレートカラーに緑を採用する際はこの点を意識しておくことが大切です。
なお、日本において緑はポジティブな色として認識されていますが、欧米では死・毒・怪物などを連想させてしまうこともあるので注意が必要です。