赤と青が混ざり合った紫は、想像力をかき立て、感受性を高める効果があります。
かつて紫の染料は非常に貴重で、身分が高い人物しか身につけることができなかったため、その名残から紫をコーポレートカラーに採用することで高貴・高級といった印象を与えることができます。
高貴・高級に加えて、神秘的なイメージを持つ色でもあるので、女性向けのファッションや化粧品、芸術系の分野の企業のコーポレートカラーに採用されるケースが多いです。
一方で、紫は二面性を持つ複雑な色でもあり、人によって受ける印象が大きく変わります。
場合によっては高貴ではなく下品、神秘ではなく不安というイメージを与えてしまう恐れがあります。
また、海外では下品・不気味・気持ち悪いといったネガティブなイメージを持つ方が多いとされているので注意が必要です。